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後藤ブランド式クリエイティブディレクターのお仕事のすべて~未経験からディレクターになるには?~
2025.02.28

 
こんにちは!総務経理人事チームの大和田です。
今回は以前に実施した対談記事の続きとして、弊社のクリエイティブディレクターのお仕事について更に深堀りをしていきたいと思います!
 
今回のテーマはずばり、未経験からでもクリエイティブディレクターになれるのか?
ということで、クリエイティブチーム ディレクターの河上さんにじっくりお話をおうかがいしました。
 
河上さんも前職とは違うお仕事からのキャリアチェンジ
ご自身の経験も交えながら、色々とお話ししてくださいました。
それでは、どうぞ!

【Q1】前回のお話を踏まえて、クリエイティブディレクターのお仕事はデザインができるだけだと難しいなと感じたのですが、率直に未経験からでもクリエイティブディレクターになれるものでしょうか?

河上:私も未経験からのスタートだったので、結論としてなれるとは思います。
ただ、やはり段階があって、一番最初はバナー、徐々にLPの構成等もやっていく中で、Webコンサルタント側からの広告としてもっとこうした方が良いという指摘を受けながら学んでいくかたちですね。
 
広告として外せないポイントを意識して、指摘された部分は次の制作に活かしていくことが大事だと思います。
何度も同じ指摘を受けないように、言われたことや学んだことをきちんと自分のものにしていくことができる人なら、未経験からでもクリエイティブディレクターのお仕事はできるようになると思います。
逆に言うと、言われたことをそのままやってすぐ忘れてしまう、次に活かしていけないようであれば難しいかなとも思います。

-クリエイティブの世界って技術や表現の仕方で無限に広がりがあって、覚えることも多そうなイメージがありますが。

河上:そうですよね。
だからこそ、1つずつ自分の経験したことを忘れずに、自分の作るものやスキルをブラッシュアップしてどんどん階層を重ねてきたことで、今の自分があるなと感じます。
ゼロから始めても、その積み重ねができる方なら大丈夫だと思います。

【Q2】実際に弊社で未経験からスタートした方に共通点として感じる部分はありますか?

河上:クリエイティブというものに関しての感度というのはあるかもしれないです。 
パッと見たビュー、見た目に対しての興味と言うんでしょうか。
ファッション、ネイル、インテリア、絵本のイラスト、お花の飾り方・・・何でも良いのですが、そういう目に見えるものに関しての関心が高い人、そういうものを見て感動する感受性が豊かな人の方が、クリエイティブ方面には強いのかなと思います。

未経験からでもという点では、そういった性格的な部分での適性を会社側でも見ている感じはしますね。

-たしかに、クリエイティブチームはおしゃれな方が多いですよね!「見え方」全般に対しての関心がもともと高いのかもしれないですね。
 

【Q3】入社から半年くらいの間でどういったかたちで業務を習得していくのか、具体的に教えてください。

河上:最初の段階ではクリエイティブディレクターとしてのお仕事を具体的に学ぶというよりは、まずは広告のことを学ぶところからのスタートです。
広告運用がどういうものであるべきかを学びつつ、その広告運用に対してのクリエイティブはどうあるべきかを学ぶことが最初にやることになるかと思います。
 
それはなぜかというと、広告のロジックと同じように、クリエイティブにもロジックがあるからです。
広告としてのロジックがきちんと反映されたクリエイティブというものを、実際にバナーやLP構成を作りながら勉強していくんですよね。
 
例えば、最初に何か1つ制作物を提出したらWebコンサルタントから指摘があった、だけど2つ目はOKを貰えたとしたら、1つ目と2つ目の違いは何だったのかを見極めていく。
それを自分の経験値として、3つ目4つ目・・・と実績を蓄えていくという流れかなと思います。
 
果たしてこれはユーザーがクリックするだろうかというところを自分で考えられるようになるまでは、ひたすらPDCAを回してやっていく他ないかなとも思います。
 
-やはりまずはロジックがあってこそというところですよね。
 

【Q4】未経験だと最初は学ぶ機会が多くなると思いますが、逆にご自身のご経験として活かせたと感じる部分などはありますか?

河上:私は前職は広報の仕事をしていたんですが、今になって考えると、広報として自社と媒体社さんの間に立ってやりとりをしていた経験があったのが大きかったなと思っています。
ディレクターは間に立って制作の進行管理をしながら、デザイナーさんから上がってきたものへの指摘や良いものと悪いものの分別をしていくことができないと厳しいと思うので、もしそれまで待っているだけのお仕事をしていたら、なかなか難しかったかもしれません。
 
そういう意味では、弊社のクリエイティブディレクターとはどういうものなのかという点も並行して理解をしていってもらうことが必要かなと思います。
どういうことを聞いていった方が良いのか、情報として持っていた方が良いことは何か、クライアントさんにはどういう風に話をしていけば良いのか、デザイナーさんにはどういうことを落としていくと良いのか等、ある程度テンプレというものがあるので、それを見出していけると良いですね。 
もちろん私達もサポートはしていきます!

【Q5】ソフトはどのくらい使えると良いものなのでしょうか?

河上:ディレクターの仕事として大事なのは、先程お伝えした通り、間に立ってものごとをまとめていく力だと思います。
なので、ソフトに関してはそこまで高いレベルを求めているわけではなく、資料作成ができるくらいのレベル感であれば良いかなと思っています。

ただ、未経験だからソフトの使い方もゼロベースで教えてもらえると思っているようだとちょっと違って、そこは自分で習得していくべきところかなとも思います。
もちろんもっと良いやり方があればチーム内で共有したりはしますけど、私達もわからないことは自分で調べますし、自分で学んでスキルを上げていく意識も大切ですよね。
 
-何でもかんでもわからないから教えてください!という姿勢だと難しいということですよね。
 

【Q6】実務的な面もお伺いできればと思うのですが、実際最初はどの部分からやっていく感じでしょうか?

河上:実務という部分では、まずはバナーを実際に作ってみるところかなと思います。
そこでどういうものが売り物になるかというレベル感を感じ取ってもらい、徐々にLPにも挑戦していってもらう流れですね。
 
私の場合は入社して3ヶ月くらいでLPの構成をやってみない?と声をかけていただいて、先輩社員に教えてもらいながら、他にあまり業務を抱えていない状態で構成だけで1週間くらいかかっていました。
 
流れとしては、Webコンサルタントから広告として入れたい要素の入ったたたきを貰って、そこに少しデザインを入れたり、ボタンの配置やレイアウト、クライアントさんのご要望等も考えながらそれを反映した構成を作ります。
 
今はWebコンサルタントが出してくるたたきに対して提案レベルで色々な要素を足していきながら、3日くらいで構成案を出せるようにしています。そこでもしWebコンサルタントから戻しがあれば、それも1~2日で修正をするようにしてます。
ただ、今は他にも複数案件を抱えているので、期日を明確にしながら優先順位をつけて対応するようにはしていますね。

-そうなると、今後ご入社された方もおおよそ3ヶ月あたりからLPの構成をやっていくという感じでしょうか?

 

河上:今のクリエイティブチームの体制だと、もっと早い段階でLPの構成にもチャレンジできるかなと思います。
私は会社自体の成長期に入社したのですが、その当時はまだチームとして人員も整っていなくて、なおかつ会社自体のクリエイティブの知見もそこまでなかったんですよね。
なので何か作ろうと思っても手探り状態で・・・という感じでしたが、今は会社の規模感やフェーズが以前と変わってきており、私も含め経験値のある先輩がいる状態なので、早い段階でLPの構成に挑戦してもらっても、こちらできちんとチェックができるんです。
 
実際に進行中の案件だけではなく、過去に私たちが作ったLP等もあるので、まずは練習として同じ題材で構成を作って見てもらって、実際に作ったものと何がどう違うのかを見てもらう等、やり方や題材も色々あるかなと思います。

-今は以前より早く、かつ様々な題材で学べる環境ができているということですね。

河上:そうですね。なので、今は業界未経験の方でもきちんと教えていける体制になっていると思います。
私達にも知見や経験が増えた分、入ってきた方のレベル感に合わせてどう進めていくかというところも考えながらやっていけるようになりましたね。

-ありがとうございました!
自ら学ぶ意欲があって、日々の学びを積み重ねられる人であれば、未経験からでもクリエイティブディレクターになっていける道筋が見えました。

 

たくさんお話いただいてありがとうございました!

実はまだまだ入りきらないお話もたっぷりお伺いしているので、また次回以降お伝えしていければと思います。
引き続きお楽しみに!

 

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総務経理人事チーム
大和田

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