こんにちは！大和田です。
今回は久々に、社員のキャリアインタビューをお届けします！
私もお気に入りのこの企画、第6回目となる今回は、Webマーケティングチーム　コンサルタントでリーダー／課長代理の伊藤さんにお話を伺いました。

高校卒業後、もともとファッションが好きだったこともあって、服飾の専門学校に入学しました。ファッションは好きだったけど欲しいものがないから、自分で作りたいと思ったんです。
その中でマーケティングに触れる機会があり、コンセプトを考えて売る楽しさや、店舗の場所による客層の違い、損益分岐点などを学んだ結果、ファッションじゃなくても面白い仕事があるんだろうな、と漠然と思うようになりました。
結局在学中に将来の職業を決め切れず、その時にアルバイトとして入社したのが前職のコーヒーチェーン店です。当時はまだ若かったので、単純にカッコよくて社会保険完備の大きい会社だからという理由で入社したんですよね。(笑)

―最初はアルバイトでの入社だったんですね。

はい。アルバイトをしながら何か資格を取ろうかなと考えていたんです。
そういった中である時、当時働いていた店舗の店長から、会社の中でキャリアを形成していくこともできるよというお話をいただいて、現実的に社内でのキャリアを考えるようになりました。
そこで最終目標として掲げたのが、学生時代に面白さを感じていたマーケティング部門で働きたいということです。そのためにはまず社員にならなくてはいけないということで、3年で契約社員、3年で正社員になって、30歳くらいでマーケティングの部門に行くという目標を立てました。

―ここで具体的な目標ができた わけですね。そこからはどうでしたか？

社員になるには、まず店長にならなくてはいけなかったんですが、そこまではほぼ順調でした。会社でも目標として公言していたので、チャンスも与えて貰えたと思っています。会社の中でも転勤が多い方だったんですが、その中で店長業務をしながら、マーケティングの部署の人といかに繋がるかという事も考えていました。
でも、なかなか社内公募も出ない状況で、35歳になったときに、改めて40歳になったときのありたい姿を考えたんです。会社は居心地も良かったし、店長として続けていくこともできるけど、それが本当に自分のやりたいことなのか考えたときに、やっぱりマーケティングがやりたいなと思いました。
そこで自分でマーケティングの勉強をしながら、転職サイトに登録して割とすぐに、後藤ブランドからスカウトのメッセージが来たんです。

―おお！ここで後藤ブランドのことを知ることになったわけですね。

はい。そこから早速面接に行くことになって、業界のことや後藤ブランドのことを色々調べました。とはいえ正直きちんと就職活動もしたことがなかったので、最初は話を聞きに行こうというくらいの気持ちもあったんです。でも、面接で社長や取締役とお話をしているうちに仕事に対する考え方に共感する部分も多く意気投合したこともあって、やっぱりこの仕事がしたいと思いました。1次面接は12月11日でしたね・・・今でも日付を覚えてます。(笑)

―すごいですね！(笑)その後はどんな感じだったんですか？

1次面接が終わってすぐに2次面接の案内が来ましたね。スピード感がありました。このスピード感だと早めに今の会社にも退職の話をしなければいけないと思って、その後早々に本社に出向いて退職の話をしました。その日の帰り道は、正直めちゃくちゃ怖かったです。
まだ内定も出ていないのに、このまま次が決まらなかったらどうしようかと・・・。でも、もしもそうなっても、アルバイトでもいいからマーケティングの仕事をしたいと思っていました。結果、無事内定の連絡を貰えてホッとしました。

1社で長く働いていたので、社会人経験という面ではじめは苦労しました。これまで接客や後輩指導が多かったので、BtoBのコミュニケーションや、自分が一番新人になったときの振る舞いという点で、慣れるまでは大変でしたね。
当時は今より人も少なかったので、社長や先輩のサポートをしながら、かなり早い段階で案件をいただいて実践ベースで経験を積ませて貰いましたが、そういった中でオフィスの移転があったりグランデッツァの立ち上げがあったりと慌ただしかった記憶があります。

―そういった中でやりがいやモチベーションになったことは何でしょうか？

まずは自分が考えた広告が自分のデバイスで出てきたときですね。一気に実感が沸いて楽しくなりました。あとはやはりクライアントさんに良い結果をお出しすることができたり、自分のアイディアから商品化されるものがあったときも、とても嬉しかったです。

―商品化！それは嬉しいですね。入社当時は大変なことも多かったと思いますが、当時と今とで、変わったことはありますか？

個人としては、経験を積んで自分に自信がついたことです。成果も出して成長した実感があります。とはいえ自分自身も社長が描く一人前のWebマーケターとしてはまだまだだと思っています。社長が描く一人前のWebマーケターになりたいという気持ちで、この仕事を続けていますね。
会社としても、少数精鋭で個人主体というところから、点ではなくより大きな面、チームとして会社をどう成長させていくかという視点になってきていると思います。その為にも、今後は次の人たちをちゃんと育ててチームとしての機能性を高めていくという役割を、前職での経験も活かしてやっていきたいですね。